著者の新谷氏が、長年の臨床経験から導き出した食生活の改善法をまとめた本だが、このうち牛乳に関する記述が特に注目された。
それ以降、環境ホルモンの観点からの有害説も登場し、すそ野が広がった模様。
いろいろと論議されている中のひとつに、牛乳に多く含まれるカルシウムに関して、摂取源として牛乳は有益なのか?というモノがあり、
有益でないとする根拠の一つが、骨粗しょう症と牛乳との関係であるらしい。
日本人が1年間に飲む牛乳は1人平均約35リットルで、デンマークやオランダなどは優に100リットルを超える。チーズなど乳製品を含めると、その差は4倍前後にもなるとのこと。
しかし、高齢者の大腿骨頚部(だいたいこつけいぶ)(太ももの付け根)の骨折率は北欧諸国の方が日本より高い。このため「牛乳は防止策にならない」
との指摘がある。
これに対し、「有益」とする考え方で、近畿大医学部の伊木雅之教授(公衆衛生学)は
「平均的な骨の密度は北欧人の方が高く、体形の問題が大きい」とみる。背骨の骨折率は日本人の方が高いが、大腿骨では逆転する。
「西欧人の大腿骨頸部の骨は斜めに長く伸びているため、お尻が大きくて体重が重い西欧人は転倒などで骨折しやすい。北欧人の牛乳摂取量が少なかったら、骨折はもっと増えるはずだ」
と論じている。
☆記事参照元
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 -




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